ブービーコラムコラム>コラムバックナンバーその1

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[11/3]

カラスの子供を見たことがないことに気がついた。

どう?

やっぱ、マットなブラックボディーなんだろうか?

チビカラス。

ちょびっとカワイイ。

もっと重大なことにも気がついた。

みにくいアヒルの子は

そもそもアヒルの子ではない。

あれはね、ただの勘違い被害妄想の話だよ。

ここ、テストに出るよ。

だめな子供、増加。

いたしかたない。

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[11/1]

友達がピッキング被害に!

なので引っ越したらしい。

これで安心。

と、思ったらまたやられた。

2度目。

通帳、有り金、ごっそり。

女にも逃げられた。

よく考えたら、

その女だった。

愛鍵かよ・・・

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[10/28]

マニフェストとはなんぞや?

どうやら、選挙のときに各党が、数値目標や期限、財源などをもりこんで

自分達の政策として掲げるもの。らしい。

んなこたー、どーだってよい。

ネーミングが気に入らない。

じーちゃん、ばーちゃんにわかるのか?っつーの。

無駄なかっこつけ。

「マニアでフェチな人」かと思った。

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[10/25]

拝啓 武田真治さま

昨日は素敵な時間をありがとうございました。

人によって、時の"ものさし"は違います。

あなたにとって短いであろう"それ"。

私には長い"それ"。

またお会いできる日を楽しみに・・・

つーことで、目撃さ。

芸能人目撃情報!!

握手してもらったもんね。

くっくっく。

やっぱ男前やね。

プライベートっぽかったのに、すいませんでした。

と、言いたい。

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そういえば、12時間寝てた。

寝過ぎだ。

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[10/20]

「リアル」という漫画。

普段まったく漫画は読まないのだが、「スラムダンク」と

これだけは買う。

週刊誌派ではなく、じっくり待ってガッツリ単行本派である。

「リアル」第三巻発売。

実はこれ、年に1回しか発売されない。

1巻と2巻を読みなおす。例年の行事みたいだ。

この傑作。確かにすばらしいが壮大な時空プロジェクトがしくまれている。

全10巻で完結すると・・・

あと7巻、年1回発売、僕今26歳→・・・あっ、33才だ。

30過ぎても、楽しみにする自分。

リアルにこわい。

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日本シリーズ。ダイエーのズレータ選手。

昨日のサヨナラヒット、今日のホームラン。大活躍だ。

正確なバッティング・・・

ちっともズレーテナイ。

ぷっ。

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教頭先生が、校長になる為の試験で、カンニングする時代である。

なんでもありだ。

その手のニュース。こないだまでは、もろともしなかった。

ここまでくると、さすがに、もろともする。

水があっても飲みこめない。そんな感じだ。

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女の子同士で、手をつないで買い物する。

ちょっとしたカミングアウトだ。

別に「あっち」でも「そっち」でもよい。

女が女を好きでも、男が男に恋しても。

自由っちゃ自由だ。あ、ぼくは「そっち」ではないけど。

アーティストには結構多いらしいよ。そっち系。

「そっち」を表す言葉がよくない。

ゲイ、ホモ、レズ・・・

どうかな。どうなのかな。

障害者とか、シルバーシートとか、必要かなその言葉。

絶対なくちゃだめなのかな。

そのとってつけた名称によって、そんな目で見ちゃったり

人をグループ分けする。

どうかな。必要かなそれ。

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テレビで、水球会のニッポンのエースが出ていた。

オリンピックに出られなかったら、「もう水着は穿かない」と言っていた。

かっこいいようで

かっこよくない。

リングを降りる。ユニフォームを脱ぐ。マイクを置く。

みな、かっこいい。

でも、水着を穿かないとかいって・・・

なんだか・・・

まぬけだ。

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[10/4]

・滑舌(かつぜつ)の悪い人は

カツレツと言いずらい。らしい。

・サルでもできる料理教室という本。

もちろん、サルではできない。

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「こんど」と「つぎ」はどちらが先なのか?

子供の頃、駅で電車を待っているとき、いつも悩んでいた。

どうやら、「こんど」来る電車の方が先らしいんだけど、

はっきりいって、わかりずらいんだよ。このやろう。

こんなのもあった。

駅の階段で「のぼり口」「おり口」。

「のぼりろ」「おりろ」?

さては、わざとだな。このやろう。

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[9/29]

・「缶コーヒーのボス」のCMで、

岩城滉一が出てくる度に、

おせっかいな想像してしまう今日この頃。

・自分の部屋に、足の長いクモが出現。

「出口はあちらですよ」と教えてあげたら、

「いやー、すいません。ほんと助かりました」と

言ったり、言わなかったり。

・バスケの田臥勇太君。

NBAおめでとう。

・風邪をひくというが、

なぜ風邪のみ、「ひく」のだろう。

頭痛、鼻水、腹痛、ねんざ・・・

どれも「ひかない」

なぜゆえに風邪のみが「引っぱられる」のか?

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[9/24 酒とタバコと男と女]

部屋を掃除した。

くしゃみが止まらない。鼻かみすぎ。

埃アレルギーか?

あまりにもつらいので、窓開けて換気してたら、

ここ数日の寒さで風邪をひいたのか?

どっちかはっきりしてほしい。

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クイズ番組で、一人ずつ答えていくパターンにて。

例えば「キリンが長いのはどこ?」という問題。

「耳じゃないしー、しっぽでもないしー・・・」

居るよね。こういう人。

(スーッ←大きく息をすう音、声を大にする準備)以上、ト書き。

何個も答えを言うなー。

ジャブ打って答えをさぐるのはやめろー。

と、言いたい。

ま、たいした話じゃないけど。

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酒を飲んだ。

ワインをどんどんあけている、隣の席のカップルが気になる。

女がどうもやらしい。

男もどことなくやらしい。

とりあえず、耳はダンボだ。

女性は30台前半、男性は30半ば。関係はあまり親密ではない。

男は金を持っていて、女性はわけあり。(以上、独自にプロファイリング)

時間が経つにつれ、話が見えてきた。

女性→既婚者

男性→未婚だが彼女もち

その男、自分のしていた某有名ブランドの

10万そこらじゃ買えない腕時計を女にあげだした。

「オレ、おまえのこと好きー」と連発。

その女、ナース。やっぱりねーと、意味もなく納得。

もはや目が離せない。帰りたくても帰れない。

予想通り、男がゴールドカードで支払い。

が、健闘もむなしく、女性は現実へと帰っていった。

ワイングラスにたっぷり残ったワイン。

空っぽになったボトル。

二人の気持ちとリンクして見えた。

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[9/21 開きっぱなしの女性]

うりふたつ瓜が二つでうりふたつ相原勇と浜崎あゆみ

↑やっつけ短歌だ。

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カフェとかで、ケータイを開きっぱなしの女性は嫌いだ。

待ち合わせの人はカウントしないとしても、けっこういるのよ。該当者。

鳴らないからそれ。と、言いたい。

ドトールで隣に座ったOL風の女性。

ケータイをこれでもかっと開いている。

が、そいつは違った。

開いたケータイを90度の角度まで戻し、たばこの箱へ乗せた。

スマイル。

不自然なそれは、ピコピコ光っている。

スマーイル。

そう。写真撮ってるの。自分の。

せ、切ない。

そういう女性にかぎって、タバコも吸っていると見せかけて

肺までは吸いこめず、ふかしているだけの、なんちゃってスモーカー

だったりする。

これまた切ない。

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[9/15 芸能人目撃情報!明石家さんま]

木曜日の話。赤坂通りのTBS付近をパトロールしていたら

ばくっと食いついた。引きがデカイ。ひさびさの大当たりだ。

釣り糸を切らないように、リールをワイルドかつ注意深く巻き取った。

網に入らないほどの大物。周りの釣り人も手放しで絶賛。

明石家さんまだ。

紺のゲレンデヴァーゲン、くわえタバコ、

からさわぎし放題の、丸見えの車内。

後ろのガラスにぬいぐるみが張り付いていた。

キャッチアンドリリース。プロの仕事だ。

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ラジオ番組にメールを送った。

参加意識を示したのは初めてだ。

今日がオンエアー。

大音量プラス、ダンボ耳でスピーカーに、にじり寄る。

・・・・あっ!

読まれちゃったもんね。くっくっくっ。

テンションが↑(←上がったの意)

誰もなんとも思わず、聞き流していやがることはわかっちゃいるが

う・れ・し・い

しばらくはこれで、ごはん3杯は食える。

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[9/13]

新入社員が入ってきた。

事務の女性、25歳。

「えー、これをこのようにやって下さい」

と、初めて話し掛け、指示を出すボク。

「カシコマリンコ」

! ! !

「えっ!今、おまえ何て言った?」

「カシコマリンコです」

ぶっとばすリストに1名追加された瞬間だった。

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[9/7]

・飲みに行った。

隣のテーブルが、にぎやかだった。

2:2で楽しそうに話している。

僕らは4:0で飲んでいた・・・。

・犬出演のアイフルのCM。ぼちぼち続編作れば?

愛犬とペアルックはもう飽きた。

・「図で考えると仕事が・・・」

などという本が売れている。

書店で手にとって見てみたが、

思いっきり "字"で書いてあってがっかりした。

・シルバーシートは

銀色ではない。

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[9/6 ○○○女の真実!!]

帰国子女には

男もいる

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[9/2 ドキドキする言葉]

ウコン

マンゴ

ドキドキした?

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[9/1 カツアゲ→不可解な部屋]

・さよなら&ありがとLYCOS。

URLが変わった。だからどうってこたーない。

・カツアゲ(弱そうな人をおどかしてお金をとりあげる行為)が合法

だったら、自分は、取るほう、取られるほうのどっちか?

そんな話をしていた。

勝ち組、負け組だ。

・自分の部屋の電化製品が次々に故障。

CDラジカセのカセットが壊れた。小さなパーツがポロッと・・・

CDラジになってしまった。

ビデオも。

再生しただけなのに勝手に巻き戻し、それに飽きると早送り。

しまいにはテープも出してくれない。電源すらも切ってくれやしない。

シカトされっぱなしだ。

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[8/27 火星人大接近!?]

火星人大接近?

火星が超大接近らしい。

ということは、火星人も大接近だ。

交差点で、火星人とばったりである。

火星人と聞いて、イメージするイラストはみな同じだ。

そう、あの絵。ま、宇宙人の絵も同じだけど。

居もしないものを、イメージする。

責任重大だ。

火星人と、最初に言った人はエライ。

火星犬、火星カマキリ、火星カッパ・・・

一歩間違えたら、もっと変なイメージが現れるところだった。

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[8/26]

・夏到来なのか?(いまさら)

あれ、今年のチューブ、勢いなくない?

・久々にドラえもんの声を聞いた。ラジオCMで。

あんな声だったっけか?

・今年、スイカ、食べてない。

・携帯灰皿を使ってみたら、カバンの中も、携帯灰皿化してた。

灰だらけだ。

・パソコンのキーボード。Enterだけ強打する癖、なおしたい。

・タバコの値上がりに屈しない強い意思、他に向けたい。

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[8/25 まだ、何も始まっちゃいない。]

まだ、何も始まっちゃいない。

学校出て、就職する。そしたら、人生のレールとやらに乗っかった。

そんな気がしてるやつヤツ。手をあげろ。

ドキっとしたろ?

さあ、あげたまえ。

どんどんあげるがよい。

まだ、何も始まっちゃいない。

年齢、性別、適齢期、そろそろ・・・とかいう言葉。

耳が痛いヤツも手をあげろ。

安心したまえ。

まだ、何も始まっちゃいない。

迷って、悩んで、わからなくて、不安になって、でもこのままじゃだめで。

でもさ、大切なもの、大切なことってのはさ、そこに詰まっているのだよ。

絶対そうに決まってる。

「俺、こんぐらいで良しとするっす」

えっ?守りにはいるわけ?

まだ早いんじゃない?それ。

進化。

ちょびっとでもいいんだ。そう、ほんのちょびっと。

あっ、でもほんとは嫌だけど。

まだまだよ。

もっとガンガン行けるっしょ?

あきらめた?馬鹿言うなってまだ何も始まってなどいないのだから

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[8/20 豪快!!]

とある、さびれた喫茶店にて。

豪快な毛筆のメニュー。

月 ハンバーグ

火 オムライス

水 ナポリタン

木 ショガ焼き

あっ!生姜焼きね。しょうが焼き。

豪快な間違い。

まっ、しょうがないか・・・なんつって。

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[8/17 傘、かさ、カサ]

傘、かさ、カサ、である。

急行電車が、うっかり夏という駅を通り過ぎてしまった。

うっかりではすまない。

それメインで勝負している仕事の人。

ずぶぬれだ。

「傘、どうぞ」と言ったところで

服が乾くのには時間がかかるだろう。

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[8/13 大人の砂遊び]

ガリガリ君(アイス)の、当りの棒。

それだけのために、店に入れなくなったら大人だよね。

最近どう?

穴掘りしてる?

子供のときってさ、地面に穴掘ったりするのって、

頻度でいうと

おこずかいをもらう < 穴を掘る

ぐらいだった。はずだ。

掘ってこそ男前。であったはずだ。

調子のよい日はシャベルやスコップなんぞ使わず

そう、素手で。

あれ、いつからやめちゃったんだろな。

砂遊びなんかもそうだ。

週末はー

彼氏とー

砂遊び?

別にいいんじゃない?

いいんだけどやんないだろ?君たち。

大人になったから?

子供にはできないことって沢山ある。

大人になったらできないことも多々ある。

大人になっても子供がしているようにできることもある。

でも、無理してまではやらない。てゆーか興味わかない。

穴掘ったりするのに飽きたのか?

あなたは本当に・・・

砂遊び卒業しましたか?

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[8/9 食わず嫌い]

ゲストハウス訪問。

世の中、知らない事の方が多い。

ゲストハウスなるところへ行った。

知らない人が共同生活している、合宿所みたいなところだ。

外国人もいる。

食堂で、学校の休み時間っぽく話こんでいたりする。

ふと見ると、お手玉をストリートパフォーマーのごとくやっている人も。

フリーダム。

空のペットボトルのフタをはずして、本体と分けて捨てる、共同生活のにおい。

馴染めない自分。

知らなかった。

生意気な大人面していても、結局狭い世界で生きている。

わかったつもりでいることは、実はほんの一部分でしかなかったりするのだ。

なのに、なにもかも知っているもんねっていう顔して生きていたりする。

それが楽チンだったりする。

小さい、小さい。

人間、そうなっちゃったらさびしいよね。

やっぱ新しいこと始めるのって大変だもんね。←これきっと勘違いだろう。

知ってみたらもっと楽しいのに、その楽しさの可能性を摘んでしまうのだから。

それを無意識に逃げて、あえて触れなかったたりして。あーもったいない。

「おーい、つべこべ言ってないで食ってみろって!うまいんだから。」

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[8/6 満員電車でのお作法マニュアル(仮)]

♪ドン・ドン・ドンドンキー

ドンキーホーテー

ニュースでたまに出てくる、「鈍器なようなもので殴られて・・・」

この鈍器。平たく、フラットに言うと何なのか、そろそろ教えて!

善後策。

これ、ぜんごさく と読みます。

これ、前後策 だと思ってました。

おっ!何だその顔は?

さては知らなかったな。

気にしなくていいんだよ。知らなかったら覚えればいいのさ。

は、恥ずかしくなんか・・・

満員電車でのお作法マニュアル(仮)によると、

ドア付近のポジションで立っている客の場合。

駅に着いたら、自分の目的地であろうと、なかろうと

いったん降りて、車内中ほどの降りる人を出してあげるのこと。とある。

レベル1の基本的動作だ。

できていない、できてないよ君。

みなさーん!基本コースが習得できていない人は実戦に出てはいけません。

よい子のみんなは「わかりますね?」「は〜い。」

である。

そのかたくなに降りない人。女性、OL風、決して派手ではない容姿。

小柄、細身、しいて言えば、この暑さにタートルネック。

自分の背後の猪突猛進大群を、小さな背中で制するパワー。

一人逆ベクトルを突き通す、今のニッポンに必要な人材。

邪魔ですよー。

「なんで押すの?」といわんばかりの表情がマニアにはたまりませんな。

いいよ、いいよ。誰だって間違いはあるさ。次がんばろうよ。自信もてよ。

そのポジションは降りる。

テストに出るからノートに書いておくよーに!

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[8/3 Fカップ?]

F-cuq

Fカップのようで

 Fカップではない。

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クラブへ行ってきた。

洋服屋で働いている友達が「イベントやるから行かない?」

というので、興味本位で夜の六本木へ。

クラブといっても、人もまばらな、ちょっとやばそうな裏道のマンションの地下。

バーに毛が生えたような、でも実際は生えてないような、そんなトコ。

アパレルの人ってあれだな、オールウェーズ、タメグチ。

良く言ってフランク。悪く言ってなれなれしい。

童顔コンテストでは常に入賞な僕でも、歯が立たないベビーフェイスの猛者ども。

おしゃれ気取りのお兄ちゃんだと思って話し掛けた奴が32歳。

見えねーなー・・・。

そいつの話だと

「俺、夢ねーな。32とかだとさ、子供がいて家庭もって落ち着いてるじゃん?

普通。嫁も居なけりゃ、金もない。おまけに洋服ちっとも売れない」

「そんでこーゆーとこ来て、ストレス発散してるんだよ。

どーよ、こんな32。」

初対面でぶっちゃけられて、

「そんなことないっすよ」のリアクションで手一杯。

あと、あれだな、容赦なくムリしない感じだな。アパレル人は。

メインのDJがいて、そいつが色々声かけて、その友達が集まってるはずの

このイベント。

ある意味、エブリバディーつきあいで来ているわけだ。

が、

そのメインのDJの出番の前に帰る。

他のクラブへ行く。

車に戻って寝る。

そいつが一生懸命やっている目の前で、ソファで爆睡。

そんなこんなでトリのそのDJがやるころには、客は3〜4人。

いろんな意味で、冷たい風がヒューヒューだ。

寝たい気持ちMAXだったが、寝れるほど安心できる場所でもなく、

やたらそのDJがアイコンタクトしてくるので、精一杯聞いていた。

おもやげにCDもらって、うむ。今日も良い勉強したなと、

自分の頭をナデナデしておいた。

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[7/29 不本意な涙?]

「兄貴、ぼちぼちっすね、僕らの出番。」

「うむ。さー行こーかー」

「ちょっとまったー!」←(ねるとん風)

「やいお前ら、勝手に出て行くんじゃねーよ。」

「あっ!セミのおっさん達だ」

「いーか?よく聞け!」

「俺らが、何年土の中で下積みしてきたと思ってんだ?」

「まず俺らがシャウトしまくって、それからだろ。お前ら、聞かせる系の出番は」

「毎年毎年、そうやってやってきたんだ。ともかく引っ込んでくれ」

「ぷっ。何言っちゃってるだよ、おっさん」

「外見てみんさいよ、客どもは僕らの、癒し系コウロギサウンドを期待してるんすよ」

「この感じ、もう秋っすよ。おっさん達がモタモタしてるのが悪いんすよ」

「あっ!おっさん泣いてる」(鳴いてる)

「だ・・だって・・・。」

「ミーン、ミーン」

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[7/26 パーマの下克上]

天然パーマの地位が暴落している。

うなぎを例にとれば、天然あっての養殖である。

つまり、天然のほうがエライ。

うなぎですらそうなのに、パーマ界ときたら下克上だ。

パーマといったら美容院にいって養殖されたそれを差す。

本来、パーマとだけいえばよいはずの、天然パーマには

いちいち「て・ん・ね・ん」と付加されてはじめて認知される始末だ。

そんなことだから、「天パー」などと略されてしまうのだ。

負けるな、天然。胸をはれ。

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[7/24 サンコンの話をしつつ結局は本の話]

NHKにて、ビーバーの生態の特集見た。

けっこうかわいい。

意外とデカイ。

働き者。

木を食べる。

知らなかった。

昨日、ここに文を書いたんだけど、修正していて一文字消そうとしたら

見事に全文消えちった。二度と書くもんか。と思いつつ、今書いている。

今日、浜松町でオスマンサンコン氏を目撃。

足が不自由なご様子だったが、あの声、ニホンゴは健在であった。

バカの本がブレイクしている。

読むべきか、読まざるべきか迷っている。

あーゆーのって「居る居る・・そういうバカ」とか言って

むさぼるように熟読している奴も実は、気づいていないだけで

バカな人だったりするんじゃないかなーと。

立ち読みしている人を子供のような目で見つめてしまう僕。

本屋で「ずっと彼女が居ない人へ」とか「年収300万円の・・・」

この手のタイトルはわかりやすくて、つい手に取って読んでしまいがちだ。

でも、こいつをレジに持っていくのって軽いカミングアウトだ。

つまりその、「僕そうなんです、それで悩んでるんっす」って。

店員は決して、そんな客に同情の念を表してはいけないと、店長から

きつく教育されてるに違いない。

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[7/21 プチ感動センサー]

デパートのにおいフェチである。

そごう、高島屋、丸井・・・それぞれ固有な香りがある。

あれが好きだ。

いまだに織田裕二が白いシャツ着てSomebody tonightでも、

そんなことはお構いなしに好きだ。

といってもそれで、メシが何杯も食えるほどではない。

友達の家に行って感じる、その家、その家庭のにおい。

麦茶とウーロン茶ぐらい似ているが、こっちは好きではない。

子供の時は皆、そんなちっちゃな発見を肌で感じとる能力が備わっている。

大人になると当然のように退化していく。

その退化が始まりかけた気がしていた。

初めて行った土地の空気感。「やっぱ地元っていいね」みたいな安心感。

「おー渋谷だー」みたいな圧倒感。映画見てて、靴の音がかっこいいな。とか。

プチ感動センサーだ。

その感性の鈍化の進行におびえていたのだ。

が、その眠りかけてたセンサーの針が、激しく暴れた。

超がつくほど大好きなバンドが、オーディションでグランプリ獲得!!

涙がボロボロって。

いや、ボロボロボロボロだ。

なんか純粋に。本来の自分を感じたというか。俺、リセットみたいな。

「つまんないなー」って言っている奴って実はその自分がつまらんからだと、

何かで読んだ。

痛感。

確かに最近の自分はつまらんかった。

なにやってんの君?ってつっこみたい感じだった。

そのバンドの曲、頭から離れなくなるという良性のウイルスをはらんでいる。

歌詞。棒線を引きだしたら歌詞カードは真っ黒になるだろう。

sacraと書いて、さくらと読む。

自分の耳に間違いはなかった。

もうすぐ文字通り、さくらが咲き始めるだろう。

せめて自分も、つぼみぐらいは付けたいと強く思った。

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[7/17 雑誌袋とじの法則]

電車の中で雑誌の袋とじを開けてる人目撃。

隣に座っていた男。

グラビア系のそれを丁寧にミシン目に沿ってジジジジジ。

あーゆーのって見出し、タイトルとかに騙されるもんだ。

おっ、見てーな。てな具合に。

が、九分九厘、ガッカリまではいかない程度のカッガリを味あう。

で、また買う。このスパイラル。

その男がちょびっとワクワクしながら切り取って、

スローモーションでもってかみ締めるようにページをめくる様を

見てみぬふり。

そう。期待通りの作戦どおりの表情を、しかと目に焼きつけた。

・・・あんただけじゃないさ。

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[とんぼを食す?]

カルボナーラを注文した。

赤とんぼという店で。

「お待たせしましたー、カルボナーラ風赤とんぼです」

トンボ食べたくない。

〜風とはいいかげんだ。

手打ち風うどんは手打ちではない。手作り風は手作りではない。〜っぽいということだ。

満員電車のまんいんとは、どういうことだ?定員あっての満員だ。通勤電車は何人乗りだ?

要するに・・・

満員風だ。

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[僕の木]

子供の頃住んでいた土地へ、仕事で訪れた。

子供の足で、てくてく歩いていたあの道を、

十数年後に車で通る。

散らばっていた点と点が、線となり繋がっていく。

夏草のにおい。

あの公園にあの日の僕がいる。

登りまくったあの木に、知らない子がよじ登っている。

僕の木だ。

頭がくらくらするほどの時差ぼけ。

あの日の僕と今の僕。

突然の再会。

そいつを見上げながら、タバコに火をつけた。



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